INFORNOGRAPHY

NAVIとコードで繋がる岩倉 玲音(いわくら れいん)。

「記憶なんていうほど、それほど曖昧じゃないの・・・」

「こっちへ来れば良いのに」

これまでの出来事、情報が走馬灯のように流れる。

そこへ、英利 政美(えいり まさみ)が現れる。

「凄いんだね。やっぱり君は。」
「君自身の脳に、あのNAVIのエミュレーターをロードするなんて。」
「そんなに一度に情報を浴びたら大変。」
「君の今のキャパシティではオーバーフローしてしまう。」
「玲音、君はソフトウェアなんだ。」
「ハードウェアなんかじゃない。」
「実行プログラムなんだ。肉体を持った。」

家の外の道路では、電線が唸っている。
するとそこへ、四方田 千砂(よもだ ちさ)が立っている。

「私、やっとわかったよ。」
「千砂ちゃんが言ってたこと。」

ゆっくりと首を振る千沙。

「死ぬことなんて簡単なんだよ玲音。」
「君が僕をこっちに呼んだんだぜ。」
「肉体なんて無意味なんだ。」

サイベリアにいた発砲事件の青年が言う。

瑞城 ありす(みずき ありす)は部屋で同級生の加藤 樹莉(かとう じゅり)とNAVIで通話中。
樹莉はありすに男子を紹介すると持ち掛ける。

「彼氏を作れば、先生との噂も嘘だってわかると思うんだよね。私」

そこへ、誰かが扉から覗いている。
宇宙人のグレイの様な体をした玲音。

「私じゃ、、ないよ、、、。」
「ありすの秘密を、私はのぞき見なんてしていなかったし。」
「ありすの秘密をワイヤードで広めるなんてこと、してない。」

ありすは玲音の言葉を信じない。

「それは私じゃないの。私は一人じゃないみたい。」
「違う私がやったこと。」
「ありすだって、一人じゃないかもしれない。」
「でも、いくら私が違うって言っても、ありすはそう信じてるんだよね。」
「だから、私はそれをなかったことにする。」
「それが出来るように、私頑張ったんだよ。」
「デバイスなんてもういらないの。」
「私、もうワイヤードとリアルワールドとの境目、壊しちゃったみたいだから。」
「私、行きたいところに行ける様になったんだよ。」
「だから私はここにいる。」
「あったことだって、無かったことにできるはずなの。」

次の日、ありすが登校すると樹莉と山本 麗華(やまもと れいか)が話しかける。
ありすは樹莉に、昨日話した男子を紹介する話を断ろうとするが、樹莉は何のことだか分からない様子。
先生とありすの事も、知らない様子。

その背後には、笑う玲音が立っていた。

Spec

絵コンテ:中村隆太郎
演出:松浦錠平
作画監督:丸山泰英
放送日:1998年9月14日
収録:LIF.04

Cast

役:声優
岩倉玲音:清水香里
瑞城ありす:浅田葉子
山本麗華:手塚ちはる
加藤樹莉:水野愛日
英利政美:速水奨
四方田千砂:武藤寿美
少年:小宮悟史
DJ:アリ森泉